スタッフブログ
尾崎工務店スタッフの家づくり ~外壁下地・金物工事~
外壁下地工事
サッシを取り付けると
外壁屋さんが基礎上に水切りを付け、外壁に『紙張り』をしてくれます。
水切りの色や形状はこの時点で決めておかなくてはなりません。
基礎の水切りは外壁の色に合わせてグレージュのような色にしました。
紙張りの紙とは、もちろんただの紙ではなく『透湿防水シート(※1)』
※1:屋外からの雨水を通さず、屋内からの湿気を通す特殊シート
色んなメーカーから出ていますが、尾崎工務店では東レを使っているようです。
その後大工さんが『胴縁』とよばれる木材を外壁に打ち付けていきます。
これは外壁仕上材と下地材の間を通気する為に施工します。
金物取付
中での大工工事は筋交いや柱に構造で必要な建築金物を取り付けていきます。
建築金物が付かないと『中間検査』が受けれません。
我が家は長期優良住宅の為、構造屋さんに構造計算を出して金物を決めました。
構造計算をしない場合は『N値計算(※2)』とを弊社で行い、金物を決めていきます。
(長期優良住宅などの場合を除き構造計算は行いません。)
(※2)建築基準法には謳われてなく、効率的・経済的に検討するための計算根拠です。
具体的には、引張り耐力がその部分の必要耐力以上であることを簡易計算で確かめて、
柱頭・柱脚の接合金物を選定するときに用いる計算手法です。
中間検査
屋根も葺き終わり、金物も取付けると、
第三者機関による『中間検査』を行います。
尾崎工務店では基本的に『株式会社 確認サービス』さんへ依頼しています。
基礎の検査も同じく確認サービスさんの検査員の方が来てくれました。
耐力壁の位置、間取り、窓の位置、建築金物
小屋裏の建築金物などチェックしていきます。
中間検査が通ると『中間検査合格証』というものが発行されます。
(平屋は中間検査が不要です。)
つづく
K.K