スタッフブログ
2023/11/25
尾崎工務店スタッフの家づくり ~地盤調査②~
前回につづきまして・・・地盤調査その②です。
前回、搬入経路を確保できる地盤改良を検討した結果、
HySPEED工法なら搬入可能という事となりました。
そもそもSWS試験(旧 スウェーデン式サウンディング試験)をすると
改良必要となりやすい傾向があります。
地盤改良をする業者さんが調査する場合が多いので
『改良したほうが良いです!』
という結果になりやすいのかな?とも思ったり。
(実際のところはわかりませんが・・・確率は高い)
弊社で採用している調査方法で最近多いのが
表面波探査法
そして調査を行っているのが地盤調査専門会社!
地盤改良工事を請け負っていないので公平に地盤判定をしてくれます。
SWS試験で改良ありの判定が出た場合でも
表面波探査法で調査を行うと改良なしという場合も多いそうです。
SWS試験が『点』で調査するのに対し、表面波探査法は『面』で調査を行います。
また、「沈下特性」も含めた「地耐力」を計算することによって、
より無駄な地盤改良工事を無くした基礎判定を行うことが可能となります。
(ただし調査費用はSWS試験に比べて少しお高めです。)
改良工事・・・無い方がいいですよね。
費用も60~100万、工法によっては~200万もかかってしまいます。
ただでさえ価格改正の嵐で建築費用が上がっているのに!
我が家、ひどい傾斜地という事もあって、
SWS試験だったら間違いなく改良が出るだろうと思い
藁にもすがる思いで『表面波探査法』を採用しました。
もし表面波探査法で改良ありという判定が出たら
SWS試験をしようと心に決めて・・・。
(表面波探査法の調査結果ではHySPEED工法の保証ができないのです😿)
つづく
K.K
投稿者:スタッフ